イタリアのクリスマスと年越し


すごく今更ですが、あけましておめでとうございます。

2018年になりましたね!
昨日、平成30年だということを知り、びっくりしました...

平成ももう30年なのかと。

ほんとうはもっと早くにクリスマス、お正月別々の記事を書きたかったのですが、
風邪を2回もひいてしまいました。

というわけで、まとめてしまいます。

クリスマスはイタリアでは基本的に家族や親せきと過ごす日。
どっちかというと日本のお正月みたいな感じですね。

私はイタリア人の家族のクリスマスに招待されたことが2回あるのですが、1回は6年前。
あんまりよく覚えていません。
とにかくたくさん食べたということくらい。

もう1回は去年ルームメイトの実家に招待されたのですが、ルームメイトのおじさんが入院していてちょっと危険な状態だったのであんまりクリスマスという感じではありませんでした。

イタリアではおじさんやおばさんと一緒に住むということが多く、親戚のつながりがとても深いです。

ひとつだけ言えることは、日本みたいにクリスマスケーキは食べないということです。

というわけで、イタリアの記事を調べてみると、

まず、24日の夜ご飯は控えめにして25日に備えるというところから始まります。
例えば肉は食べずに魚を食べるとか。

なかなか気合が入ってますね!

後は北イタリアでは25日の昼が重要みたいですが中部から南部イタリアにかけては夜がメインって感じみたいです。

料理のメニューとしては、地元の郷土料理やみんなが好きな料理を食べるみたいです。
例えばピエモンテではアニョロッティという、ラビオリみたいなパスタは欠かせない一品。ヴェネツィアのあるヴェネトだったら、ポレンタとバッカラです。ポレンタはトウモロコシの粉に水を加えて練ったもので、見た目は固めのカスタードクリームってかんじです。
私はあんまり好きじゃないので1回しか食べたことがありません...
polenta


バッカラは白身の魚(たぶん鱈かな?)を塩づけにして乾燥させたもの。
私はこの料理を食べたことがないのですが、多分ペーストみたいにしてポレンタにつけて食べる感じなんだと思います。

こんな感じで、郷土料理を食べたりパネットーネ、パンドーロといった焼き菓子?(一応イタリアではパンの分類に入るのかな?)を食べます。

ちなみに、パネットーネはミラノが発祥とされています。

パネットーネはパンドーロに比べてふわふわした感じで、パンドーロは小麦粉が多く入っている感じです。

1人では1個食べきれないので、私はイータリーという食料品のデパートみたいなところで1人用のミニサイズのものを買いました。

イタリアでは26日が聖ステファノという聖人の日のため祝日で休みです。

年越しは反対に友達と出かけて過ごすのか一般的みたいです。
だいたい広場に集まってカウントダウンします。

私は今年6年ぶりにトリノで年越しをしたのですが、6年前より小規模になっている気がしました。

6年前にはカウントダウンコンサートを広場でやっていたのに対し、今年は特になにもなし。

街の至るいたるところで大人から子供まで爆竹をならしまくってました。

爆発してるみたいな大きい音のもあって鼓膜やぶれそうでした。
一番たちが悪いのが人(見ず知らずの)に向けてやったり、驚かそうとしてやってるということ。

こういうところ、イタリア人は子供だなーと思います。

あとはスカイランタンしてるひともたくさんいました。


トリノでは、3分くらいの小規模な花火が上がっていました。

去年フィレンツェで年越ししたとき、もっと大規模なカウントダウンだったので、ちょっと期待外れな感じ。

とにかく今年もよい1年になりますように。

Arisa


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