今日は、ピエモンテ料理について説明したいと思います。
イタリアといえば、トマトですが...
私の住んでいるピエモンテは、スイスやフランスに近い、イタリアの中では北部の町です。
寒い地域なので、郷土料理はどちらかというと、バターを使ったこってりしたものが多いです。
この間、ピエモンテ料理のレストランで食べた、'アニョロッティ'は、日本でなじみのある言葉でいうと、ラビオリです。
ちなみに、ギョウザは、イタリア語で、ラビオリ チネーゼといいます。
Agnolotti |
パスタの中に、肉やチーズなど、詰め物をしたパスタのことです。
この料理はもともと農民の料理で、残り物を詰めていたのが始まりです。
現在では、ピエモンテのクリスマスには欠かせない料理のひとつとなっています。
このパスタとソースを合わせたものに、パルメザンなどの粉チーズをかけて食べます。
1個がけっこうボリュームがあるので、一見少なく感じますが、全部食べると結構お腹いっぱいになります。
私は、けっこう食べるほうだと思うのですが、そんな私でも前菜とプリモを食べるとすごくお腹いっぱいになるので、イタリア料理は割と量が多いんだと思います。
ほかのピエモンテのパスタといえば、'タヤリン'です。
手前がtajarinです |
これは、卵を使った麺で、普通のスパゲッティより平べったいです。
このパスタも割と、バターやトマト以外のソースと合わせて食べることが多いです。
あとは、ピエモンテ、アルバの名産のトリュフを使ったソースで食べることも。
普通のパスタとはまた違った食感で私は結構好きです。
このタヤリンは、すでに15世紀には、ランゲやモンフェッラートといった地域で食べられていたそうです。
基本的にプリモを頼むとき、このアニョロッティかタヤリンのどちらかがあれば、それを頼むことが多いです。
ほかにも、ピエモンテのヴェルチェッリというミラノに近い地域は、米の生産が有名です。なので、リゾットもありますが、私はあまりお米が好きではないのと、リゾットもそんなに好きではないので、基本的に頼みません。
ですが、ピエモンテ名産の高級ワイン、バローロを使ったリゾットや、トリュフを使ったリゾットもあり、有名です。
【レストランで使えるイタリア語】
Dov'e' il bagno?
ドベ イル バーニョ?
→トイレはどこですか?
バーニョはトイレのことです。
が、イタリアはお風呂とトイレが同じ部屋にあるので、お風呂のことを指す場合もあります。
レストランではもちろんトイレのことですよ!
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
Arisa
コメント
コメントを投稿